グレ(メジナ)釣りのポイント サラシを攻めるには
グレ(メジナ)釣りをしていてポイントにサラシが出来始めたと言う事は、確かにグレ(メジナ)の警戒心が薄れてきて爆釣モードに突入する瞬間のようにおもえるが、
裏を返せば波、潮が高くなってきて、風が強くなってきて居るような状況ともいえる。
一般的に山(陸)側から吹く風は、少しくらい強くても波を押し戻して“波け”やサラシを作って良いとされるが、沖から風が吹いてきたときは本当に注意(警戒)が必要だ。
さて、サラシの攻め方だが、一般的にサラシは表面上が泡だらけになって居るが、水の中はと言うと、底まで泡だらけになって居ると言う事は殆ど無い。
要は表面を通過すると、ウキがサラシに吹っ飛ばされると言うような事はあまり無いのだ。
きほん的に段シズ仕掛けで狙うのが一般的だが、ウキごと沈めて狙うほうが何かと便利な事が多い。サラシにウキを取られると殆ど当たりは見込め無いからだ。
尚、サラシには良く釣れるサラシと、まったく釣れ無いサラシが有る。
サラシを的確に攻めるにはマキエの打ち方がとても大切な要素に成る。
サラシは、低水温時は分が無いことが多く、有る程度水温の高い時期に攻めることが多いのだが、これは裏を返せば、エサ取りとの戦いにもなりやすいと言う事だ。
サラシにマキエを打つと、もちろんサラシに吹っ飛ばされたマキエが広い範囲に届いてしまうので、辺り一面エサ取りだらけに成る事もしばしば有る。
比較的、サラシの影響を受け難いポイント(要点)に集中的にマキエを打って、出来る限りその一転にエサ取りを集めておきたいものだ。
けど、マイナス思考ばかりでもあまり良い事は無い。
ある程度マキエが利いて来て、グレ(メジナ)の活性が上がると、通常はエサ取りよりもグレ(メジナ)のほうがエサを取るのは早いので、普通に釣っていれば良い事も良く有る。
やはり大切な事は、サラシを的確に攻めれる仕掛けを選択する事と、上手く仕掛けを流し込めるワザが重要と言う事に成る。