グレ(メジナ)釣りのマキエ・ボイルオキアミについての知識
ボイルオキアミは優れたグレ(メジナ)釣りのエサで有ることは誰もが認めるところなのです。とにかくエサ持ちが生オキアミに比べて格段に良いのが特徴のひとつなのです。
ボイルオキアミの欠点は配合エサとの相性の悪さなのです。こればっかりはどうしようも無いと思います。
ボイルに特化した配合も有りますが、名前がボイル云々とついて居るだけで、特性がハッキリし無い物がほとんどなのです。
ボイルオキアミの使用の仕方
ボイルオキアミは、文字通りオキアミのゆでた物を塩漬けにして冷凍保存したものなのです。
ゆでて居るため、乾燥が早く、配合エサと混ぜては、配合に水分をほとんど取られてしまって、沈ま無いマキエの出来上がりになってしま居ます。
これに対処するには、配合を先に水で溶いてからボイルオキアミと混ぜ合わせる方式が有りますが、水加減が難しく、バッカンの余分があった方が良かったりもします。
早い話、面倒なのです。
しかも、難点が有る程度解って居るのに、配合にこだわる必要も無いわけなのです。
ボイルオキアミは、解凍したものをバッカンに放り込んで、水汲みバケツで海水を一杯入れるだけで使用するのがベストなのです。
このときに注意(警戒)するのは、解凍がシッカリと出来てい無いボイルオキアミのレンガに、そのまま海水をぶっ掛けて解凍しようとしても、逆効目なのです。
バッカンのなかで海水が氷に変わってきますから、シッカリと解凍した物を使用するようにします。
配合を混ぜ無い点は、元々エサ取り対応策としてボイルを使う人が大半なのに、わざわざエサ取りを呼び込むような集魚力の強い配合を混ぜる点でもトンチンカンなわけなのです。
後は、出来るだけ、背後から風を受けるポイント(要点)に陣取れば、有る程度のマキエのリミテーションは可能に成ります。